ゴリラが証言「お母さんは殺された」

マイケルは、アフリカのカメルーンで孤児となっていたところを保護され、3歳の頃にスタンフォード大学に連れてこられたオスのゴリラです。

パターソン博士とココに手話を教わり、600以上の単語を覚えました。ココと違って絵が上手で、描くことを楽しんでいた芸術家だったそうです。ココの旦那さんとなり、子供を作ることを期待されていましたが、残念ながら心臓病で2000年4月19日に死亡しました。

そのマイケルは、パターソン博士に「お母さんのことを聞かせて? (Can you tell me about your mother?)」とたずねられて、とても恐ろしい話をしました。


Squash meat gorilla つぶす 肉 ゴリラ
Mouth tooth. 口 歯
Cry sharp-noise loud. 泣く 鋭い-雑音 大声で
Bad think-trouble look-face. 悪い 思う-苦しみ 見る-顔
Cut/neck lip (girl) hole. 首/切る 唇 (女の子) 穴

パターソン博士は、これは密猟者が肉を目当てに、マイケルのお母さんを殺したときの話だと考えています。

アフリカでは禁止されていても、食料としてゴリラを含む希少な野生動物を殺す人々が絶えません。例えば、ナショナルジオグラフィックの記事です。赤ちゃんだったマイケルが、お母さんが殺されて食肉として解体されている現場を目のあたりにしていたとすると、本当に痛ましい話です…。

この単語の並びがどういうことを訴えているのか、想像するしかありません…が、次のように考えてみました。

「唇」はココも使う女性を意味する手話です。「穴」…が問題ですが、以前の記事のとおり本能だとすると、「死」を表す意味で使っているのでしょう。マイケルは別の機会にもお母さんは死んだと話しているので、おそらく間違いないと思います。「首/切る 唇 穴」は、「お母さんは首を切られて死んだ」かもしれません。“Cry” は「声を上げて泣く」という意味の他に「叫ぶ」という意味もあります。「叫ぶ 鋭い-雑音 大声で」は、マイケルが聞いた大きな銃声と推理してみました。「口 歯」は、口を開け牙を見せて威嚇してる様子にも思えます。

というわけで、マイケルの言いたいことを以下のように解釈してみました。

「お母さんゴリラはつぶされて肉にされた。お母さんは口を開け、牙を見せて威嚇した。すると大きな銃声が響いた。悪いことが起きたと思い、お母さんの顔を見た。お母さんは首を切られて死んだ。」

みなさんはどう解釈されますか?

※2013/11/26 追記
偉そうに推理とか言っていますが、パターソン博士が銃声だと言っているのを見つけました。恥ずかしいですが、そのまま残しておこうと思います…。
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