ゴリラは見た

マイケルはよく物事について語るゴリラで、子供の頃の体験や前日に見た夢の他に、目撃した事件についても語っていました。

ココとマイケルは子供の頃、スタンフォード大学の構内のトレーラーに住んでいましたが、その当時の出来事です。1979年9月30日、バーバラ・ウェラーがトレーラーに入ると、窓の外を見ていたマイケルがこのようなことを言ったそうです。

マイケル: ネックレス (Necklace.)

「ネックレス」はマイケルの「リード (つなひも)」を意味する手話で、散歩の時に必要なものだったそうです。外に出たかったのでしょうか?

バーバラ: ネックレス?
マイケル: 女の子 (Girl.)

そう言って、また窓の外を見つめ、数分が過ぎたそうです。

マイケル: 知ってる 噛みつく (Know hit-in-mouth.)
バーバラ: 知ってる 噛みつく?
マイケル: 噛みつく 赤が 噛む (Hit-in-mouth red bite.)
バーバラ: 何で噛みつくって手話するの?
マイケル: 髪 女の子 赤い (Hair girl red.)
バーバラ: 何なの?赤い髪の女の子?
マイケル: 女 (Lip.)
バーバラ: 女?
マイケル: 女 女 女 大きな-もめごと (Lip lip lip big-trouble.)

“Lip (唇)” は何度も出てきましたが、ココとマイケルが女性を指す手話です。

ここまで言ってマイケルは、また窓際に戻ったそうです。後にバーバラは、トレーラーを留守にしている間に、外で赤い髪の女性と研究所の助手との殴り合いのけんかがあったことを知ったそうです。赤い髪の女性は相当に暴れたのか、警察が拘束するまでになったとか。マイケルはそれを見ていたようです。

これからは、家政婦だけでなく、ゴリラが見ていないかにも注意しましょう。

ちなみに、キーボードで会話の出来るチンパンジーのカンジには、パンバニーシャ (Panbanisha) という妹がいました。パンバニーシャもまた話すことが出来たのですが、ある日研究員に「けんか 狂った オースチン (Fight Mad Austin)」と告げたそうです。「オースチンの部屋でけんかがあったの?」と聞くと、肯定と受け取れるような返事をしたため調べてみると、果たしてその日の午前中にチンパンジーの親子げんかがあったのだとか。

家政婦、ゴリラに加えてチンパンジーにも要注意です。
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